今週のハヤテ
2005年2月16日ハヤテ単行本、明後日発売!
みんな買おうねっ!!
しかもなんと、抽選で1000名様が特性枝折り(3枚セット)をもらえます!
ナギと、
マリアさんと、
猫耳ハヤテの。
これはもう買うしかありませんね。
400円で人助け畑助け。そんな気持ちででも買いましょう単行本。
さて、宣伝はこんなところにしといて……本編へ。
・三千院ナギ、一人で眠れない。
熱も下がり、夜中に目が覚めたハヤテ君。
自室に戻ろうと、ベッドを抜け出します。
……と、そこへ声をかけるメイド一人。
声の主はマリアさん。
曰く、普段はナギは添い寝をしてやらないと怖がって眠れないそうで……。軽ぅく、すんごいカミングアウトしちゃってます。
まぁ、そんなわけでいつもならば夜中まで時間を拘束されているマリアさんですが、今夜は伊澄さんがいるおかげでナギのお相手はキャンセル。一人悠々とビリヤードを嗜んでいたということらしいです。
そこへちょうどやってきたハヤテに、対戦相手を申し込むマリアさん。
いきなりのお誘いにハヤテ君はドキドキです。
ええ、なんでドキドキなのかと言うと……スクラン風に注をつけるのならば、
「綾崎ハヤテ、マリアが好き。」
まぁ、そんなこんなで意中の人と夜を過ごすことになったハヤテ君。
さぁフリは十分。地獄のビリヤード劇の始まりだ。
・綾崎ハヤテ16歳、プールバーでバイト経験アリ。
表紙はマリアさん。なんだか活き活きとした絵です。
やっぱり、作者はマリアさん好きなんだなぁ……と、改めて認識させられます。
ちなみにサブタイトルは「使用人たちの夜」
「使用人」のところに「かまい」って読み仮名が振られているのはもはやスルーです。リアクションどないせーっちゅうねん
さて、場面は変わってとあるパーティ会場。時も変わって8年前。
いきなり咲夜(4歳?)のアップからスタート。なにやらナギ画の漫画を観覧中のご様子。
中身は……力士姿のヒロイン、ヘルニアちゃんが必殺・老人斬りで悪を屠っていくというストーリー。ひょっとしたらナギは本当に天才かもしれません。
そんな漫画、常人には到底理解されなかったのか……ナギは同年代の子たちに散々馬鹿にされます。つまるところ、ここが「性格破綻者・ナギ」の原点とも言えるでしょう。「性格破綻」は「ひねくれ」の当て字です。。。
プライドを踏みにじられたナギはスネてしまい、ヘルニアちゃんをゴミ箱に放り捨ててしまいます。
……と、そこへ、漫画に手を伸ばす一人の少女が。
漫画を読んでいる少女を発見したナギは、慌ててヘルニアちゃんを取り上げます。
激昂するナギ、しかし一方の少女の口から出たのは意外な一言……。
「この漫画の続きはないのですか」、と。
これがナギと少女……もとい、伊澄さんの馴れ初め。
あるいは、伊澄さんも天才なのかもしれません。
そんなわけで、固い絆で結ばれているナギと伊澄さん。
場面は戻って現在の三千院邸。
どうやら、今の一連の話はマリアさんの回想だったみたいです。
昔話も終わり、さっそくビリヤード開始と参るお二人。
と、ここでハヤテが提案。「どうせやるなら、何か賭けません?」
言われたマリアさんはその案に乗ります。今度はマリアさんの方から提案。「じゃあ…負けた方が、勝った方の言うことを一つだけ何でも聞くというのはどうですか?」
これぞ王道。シンプル・イズ・ベストにして破局を臨める唯一絶対の賭け。カイジだってこんな賭けに乗るかどうかは微妙です。
しかし、マリアさんに挑発されるハヤテ君。そのまま、ずるずるとマリアさんペースに持っていかれ、結局やることに。
マリアさんが勝った場合、ネームが面倒臭いという理由で、一億五千万の借金を二億に増額することを提案。一気に五千万レベルを賭けてきました。
ハヤテ君も思わず「ざわ…!」状態です。それでもまだ続けようとしてしまう辺り、彼の今後の人生を非常に不安にさせます。
・クラウス、今週は出番ナシ。
予想通り、ラスボスのマリアさんは強敵。
球をどんどんホールに入れていきます。
圧倒的実力差に愕然とするハヤテ。借金を五千万も増額されたら、一体彼はどうなってしまうのでしょうか。
それにはマリアさんが答えてくれました。
「少なくとも、ハヤテ君がナギを泣いて謝らせて遺産相続の条件を満たしてハッピーエンド、みたいな展開は……絶対にありませんので」
読者に優しいハヤテのごとく。予想を見事に裏切ってくれます。
マリアさんによって、精神的にもどんどん追い詰められてゆくハヤテ。最後の一球に己の全てを賭けます。
……が、そこに悪魔の囁き。
「荒技としては、ナギと結婚するというのも…」
意外すぎた言葉にズッコケるハヤテ。彼の人生を握ったボールは見事に軌道を外れてしまいます。
そして、いよいよ勝負を決めに来たマリアさん。
ハヤテに、本気でナギを口説かせるために。つまりはこういうことだったのでしょう。
しかし、ここで意外な一言。ハヤテは、ナギとは結婚できないと漏らします。
何故か?
坊やだかハヤテ曰く、「それだとお金のために結婚したみたいだ」とのこと。
無理矢理二人を結び付けようとしても意味がないと気づいたマリアさんは、ここで故意か不可抗力か、ボールを外してしまいます。
結局、その後はマリアさんも腕前を振るわずハヤテの勝利に終わることに。
賭けに勝利し、胸膨らませるハヤテ……。
が、背後に迫る真のラスボスの影。嫉妬の炎。
自らの主に散々怒鳴り散らされてしまい、ハヤテの不幸な一日は終了……。
ちなみに、ハヤテの望みは「コートの件を許してもらうこと」だったそうです。
マリアさんの要求との価格差、およそ4900万円。
こんな理不尽な賭け、カイジですら絶対に乗ってないでしょう。
今週の話は、全体的にテンポが良かったです。
やっぱり、畑さん自身が描きたいものを描けたからでしょうか。
この調子で頑張ってもらえればいいんですけどね……。
みんな買おうねっ!!
しかもなんと、抽選で1000名様が特性枝折り(3枚セット)をもらえます!
ナギと、
マリアさんと、
猫耳ハヤテの。
これはもう買うしかありませんね。
400円で人助け畑助け。そんな気持ちででも買いましょう単行本。
さて、宣伝はこんなところにしといて……本編へ。
・三千院ナギ、一人で眠れない。
熱も下がり、夜中に目が覚めたハヤテ君。
自室に戻ろうと、ベッドを抜け出します。
……と、そこへ声をかけるメイド一人。
声の主はマリアさん。
曰く、普段はナギは添い寝をしてやらないと怖がって眠れないそうで……。軽ぅく、すんごいカミングアウトしちゃってます。
まぁ、そんなわけでいつもならば夜中まで時間を拘束されているマリアさんですが、今夜は伊澄さんがいるおかげでナギのお相手はキャンセル。一人悠々とビリヤードを嗜んでいたということらしいです。
そこへちょうどやってきたハヤテに、対戦相手を申し込むマリアさん。
いきなりのお誘いにハヤテ君はドキドキです。
ええ、なんでドキドキなのかと言うと……スクラン風に注をつけるのならば、
「綾崎ハヤテ、マリアが好き。」
まぁ、そんなこんなで意中の人と夜を過ごすことになったハヤテ君。
さぁフリは十分。地獄のビリヤード劇の始まりだ。
・綾崎ハヤテ16歳、プールバーでバイト経験アリ。
表紙はマリアさん。なんだか活き活きとした絵です。
やっぱり、作者はマリアさん好きなんだなぁ……と、改めて認識させられます。
ちなみにサブタイトルは「使用人たちの夜」
「使用人」のところに「かまい」って読み仮名が振られているのはもはやスルーです。リアクションどないせーっちゅうねん
さて、場面は変わってとあるパーティ会場。時も変わって8年前。
いきなり咲夜(4歳?)のアップからスタート。なにやらナギ画の漫画を観覧中のご様子。
中身は……力士姿のヒロイン、ヘルニアちゃんが必殺・老人斬りで悪を屠っていくというストーリー。ひょっとしたらナギは本当に天才かもしれません。
そんな漫画、常人には到底理解されなかったのか……ナギは同年代の子たちに散々馬鹿にされます。つまるところ、ここが「性格破綻者・ナギ」の原点とも言えるでしょう。「性格破綻」は「ひねくれ」の当て字です。。。
プライドを踏みにじられたナギはスネてしまい、ヘルニアちゃんをゴミ箱に放り捨ててしまいます。
……と、そこへ、漫画に手を伸ばす一人の少女が。
漫画を読んでいる少女を発見したナギは、慌ててヘルニアちゃんを取り上げます。
激昂するナギ、しかし一方の少女の口から出たのは意外な一言……。
「この漫画の続きはないのですか」、と。
これがナギと少女……もとい、伊澄さんの馴れ初め。
あるいは、伊澄さんも天才なのかもしれません。
そんなわけで、固い絆で結ばれているナギと伊澄さん。
場面は戻って現在の三千院邸。
どうやら、今の一連の話はマリアさんの回想だったみたいです。
昔話も終わり、さっそくビリヤード開始と参るお二人。
と、ここでハヤテが提案。「どうせやるなら、何か賭けません?」
言われたマリアさんはその案に乗ります。今度はマリアさんの方から提案。「じゃあ…負けた方が、勝った方の言うことを一つだけ何でも聞くというのはどうですか?」
これぞ王道。シンプル・イズ・ベストにして破局を臨める唯一絶対の賭け。カイジだってこんな賭けに乗るかどうかは微妙です。
しかし、マリアさんに挑発されるハヤテ君。そのまま、ずるずるとマリアさんペースに持っていかれ、結局やることに。
マリアさんが勝った場合、ネームが面倒臭いという理由で、一億五千万の借金を二億に増額することを提案。一気に五千万レベルを賭けてきました。
ハヤテ君も思わず「ざわ…!」状態です。それでもまだ続けようとしてしまう辺り、彼の今後の人生を非常に不安にさせます。
・クラウス、今週は出番ナシ。
予想通り、ラスボスのマリアさんは強敵。
球をどんどんホールに入れていきます。
圧倒的実力差に愕然とするハヤテ。借金を五千万も増額されたら、一体彼はどうなってしまうのでしょうか。
それにはマリアさんが答えてくれました。
「少なくとも、ハヤテ君がナギを泣いて謝らせて遺産相続の条件を満たしてハッピーエンド、みたいな展開は……絶対にありませんので」
読者に優しいハヤテのごとく。予想を見事に裏切ってくれます。
マリアさんによって、精神的にもどんどん追い詰められてゆくハヤテ。最後の一球に己の全てを賭けます。
……が、そこに悪魔の囁き。
「荒技としては、ナギと結婚するというのも…」
意外すぎた言葉にズッコケるハヤテ。彼の人生を握ったボールは見事に軌道を外れてしまいます。
そして、いよいよ勝負を決めに来たマリアさん。
ハヤテに、本気でナギを口説かせるために。つまりはこういうことだったのでしょう。
しかし、ここで意外な一言。ハヤテは、ナギとは結婚できないと漏らします。
何故か?
無理矢理二人を結び付けようとしても意味がないと気づいたマリアさんは、ここで故意か不可抗力か、ボールを外してしまいます。
結局、その後はマリアさんも腕前を振るわずハヤテの勝利に終わることに。
賭けに勝利し、胸膨らませるハヤテ……。
が、背後に迫る真のラスボスの影。嫉妬の炎。
自らの主に散々怒鳴り散らされてしまい、ハヤテの不幸な一日は終了……。
ちなみに、ハヤテの望みは「コートの件を許してもらうこと」だったそうです。
マリアさんの要求との価格差、およそ4900万円。
こんな理不尽な賭け、カイジですら絶対に乗ってないでしょう。
今週の話は、全体的にテンポが良かったです。
やっぱり、畑さん自身が描きたいものを描けたからでしょうか。
この調子で頑張ってもらえればいいんですけどね……。
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