神漫画。文字通りの意味で。
最近の少年漫画誌の新連載の中では一番好き。
ハヤテの新刊を買うついでに一緒に購入するといいんじゃないかな。
文庫版読み直してたら「イッキ」とか「飲み会」とか「お誕生日会」とかいう単語が頻発してて参った。

最初にクビシメ読んだ時はいーちゃん無愛想だなーとか思ってたけど、確かに同クラ(笑)にいきなり誕生日飲み会(笑)に誘われたらああいう態度にもなるのも分かります。

大学生になってから読み返すと結構違って見えてくる一冊。
泣ける。どうしてこんな心理描写ができるんだ?
今回は「忠誠心の高い兵士たち」の心理に注目してほしい。本当にすごいから。

本当にすごいから。
言うまでもなく神ラノベである。
というか、逆に聞きたいんだが何故君たちはウィザーズ・ブレインを読まないのか?
5巻まで読んできた人ならば、6巻のあらすじとプロローグを読んだ時点で泣ける。三枝零一は何故こうも三枝零一なのか。

 
身を削る、という言葉があるが、それはまさに三枝零一にこそ当てはまるだろう。
ウィザーズ・ブレインを読んでいると、泣き笑いを浮かべながら自らの腹や腿を切り裂く作者の画が頭に浮かんでくる。
「彼は痛くないのか」「彼は苦しくないのか」という問いは、しかし三枝零一が三枝零一であるが故に意味をなさない。

あらすじとプロローグを読んだ時点で泣ける、と言ったのは彼がこのスタイルを1巻から数ミリと違わず貫き通してきたからである。
おそらく三枝零一はこの戦いを続けるのだろう。正直に言えば、ラスボスとの戦いのオチも結構見えている。しかしそんなことはどうでもいいのだ。と言うよりもむしろ、だからこその三枝零一だと言えるのだろう。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索