Ma-001の話
2005年3月4日ゆ〜きや
こ ん こ
あ〜られや
こ ん こ
どうもこんにちは。オカツヲです。
今日は期末テスト初日。
理科?は完璧。80点未満の点数を取る人の気がしれません(藁
代数も楽勝。80点未満?そんな点数取れる人間がいるんですか?(爆
……ごめんちゃい。嘘つきました。
80点以上の点数を取る人の気がしれません。
まぁ、撃沈とまではいかないまでも時間切れで最後の問題が微妙に解けないまま終わったりとか、かなり苦しいとこはありました。
とにかくこれで初日は終了。2教科だけなので。
すると、何だか変なフラグが立ち始めたわけですよ。
この後どうする?
→雪だるま
雪合戦
すぐ帰る
雪だるま
雪合戦
→すぐ帰る
ピッ
あなたは死にました。
GAME OVER!!
みたいなKanoso展開が怖すぎたので雪だるまを選択。
Kanosoだと何にしても殺されそうなのは気にしない。
今日は雪も十分にあったので、普通に雪だるま作れそうな感じ。
早速雪玉を作り、転がしていく。
コロコロ…
コロコロ……
ゴロゴロ………
おお、あっという間に胴が完成した。
いつの間にか数名が制作グループに参加。賑わってまいりました。
頭制作担当も仕事をこなし、連結。
表面の泥を新雪で隠し、形を整え、顔をつくり、木の枝をぶっ刺して完成。
命名 Ma-001 通称 マッキイ
雪だるまに飽きたところで、他グループの雪合戦になだれ込み。
さすがに寒くなってきた、と言って数名が抜ける。
しばらく雪合戦を続けていると、最初は3対4だったのにいつのまにか1対6になっている不思議。
そのリンチみたいな雪合戦の矛先が自分に向いたT君は、「りゅりゅりゅりゅりゅ〜」という奇声を発して逃亡。
そのままテンション下降。チャイムがなったことがきっかけとなりお開き。
教室で体を温めて、帰る前にマッキイの様子を見ていこうと立ち寄ると、そこにはさも凄惨な光景が。
穿たれた眼窩。
折れた右手。
泥まみれの顔。
そして何より、彼を構成する二つの球体は離れ離れになっていた。
あからさまな犯行。凶器のバスケットボールはすぐそばに転がっている。
所詮、雪だるま……人目につくところに在れば、こうなる運命だったことは重々承知。
冷たい目で彼を見下ろす。
でも、そこで思い出した……きちそんの言葉を。
──みんなで力を合わせて作ったものだよ!
さすがきちそん、良いこと言うぜ。
自分でも思う。陳腐な光景だったって。
中学三年生が一人で雪だるまを作ってるなんて、もし自分が他人だったとしても嗤うだろう。
それでも僕は雪を集めて、マッキイを直した。
十数分後、彼は少し腹黒くなって帰ってきた。
おかえり、Ma-001改……。
あとは顔を作り直せばOK。
目は落ち葉。口にはそこらへんの枝を使った。
よし、完成。
マッキイの顔は、まるで含み笑いを浮かべているようだった。
軽くムカついて、雪玉を思いっきりぶつけてやった。
おわり。
こ ん こ
あ〜られや
こ ん こ
どうもこんにちは。オカツヲです。
今日は期末テスト初日。
理科?は完璧。80点未満の点数を取る人の気がしれません(藁
代数も楽勝。80点未満?そんな点数取れる人間がいるんですか?(爆
……ごめんちゃい。嘘つきました。
80点以上の点数を取る人の気がしれません。
まぁ、撃沈とまではいかないまでも時間切れで最後の問題が微妙に解けないまま終わったりとか、かなり苦しいとこはありました。
とにかくこれで初日は終了。2教科だけなので。
すると、何だか変なフラグが立ち始めたわけですよ。
この後どうする?
→雪だるま
雪合戦
すぐ帰る
雪だるま
雪合戦
→すぐ帰る
ピッ
あなたは死にました。
GAME OVER!!
みたいなKanoso展開が怖すぎたので雪だるまを選択。
Kanosoだと何にしても殺されそうなのは気にしない。
今日は雪も十分にあったので、普通に雪だるま作れそうな感じ。
早速雪玉を作り、転がしていく。
コロコロ…
コロコロ……
ゴロゴロ………
おお、あっという間に胴が完成した。
いつの間にか数名が制作グループに参加。賑わってまいりました。
頭制作担当も仕事をこなし、連結。
表面の泥を新雪で隠し、形を整え、顔をつくり、木の枝をぶっ刺して完成。
命名 Ma-001 通称 マッキイ
雪だるまに飽きたところで、他グループの雪合戦になだれ込み。
さすがに寒くなってきた、と言って数名が抜ける。
しばらく雪合戦を続けていると、最初は3対4だったのにいつのまにか1対6になっている不思議。
そのリンチみたいな雪合戦の矛先が自分に向いたT君は、「りゅりゅりゅりゅりゅ〜」という奇声を発して逃亡。
そのままテンション下降。チャイムがなったことがきっかけとなりお開き。
教室で体を温めて、帰る前にマッキイの様子を見ていこうと立ち寄ると、そこにはさも凄惨な光景が。
穿たれた眼窩。
折れた右手。
泥まみれの顔。
そして何より、彼を構成する二つの球体は離れ離れになっていた。
あからさまな犯行。凶器のバスケットボールはすぐそばに転がっている。
所詮、雪だるま……人目につくところに在れば、こうなる運命だったことは重々承知。
冷たい目で彼を見下ろす。
でも、そこで思い出した……きちそんの言葉を。
──みんなで力を合わせて作ったものだよ!
さすがきちそん、良いこと言うぜ。
自分でも思う。陳腐な光景だったって。
中学三年生が一人で雪だるまを作ってるなんて、もし自分が他人だったとしても嗤うだろう。
それでも僕は雪を集めて、マッキイを直した。
十数分後、彼は少し腹黒くなって帰ってきた。
おかえり、Ma-001改……。
あとは顔を作り直せばOK。
目は落ち葉。口にはそこらへんの枝を使った。
よし、完成。
マッキイの顔は、まるで含み笑いを浮かべているようだった。
軽くムカついて、雪玉を思いっきりぶつけてやった。
おわり。
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