それでは世界に気をつけて
2006年10月17日 読書
ISBN:4061823590 新書 西尾 維新 講談社 ¥1,365
断る必要あるかどうか分からないけどネタバレするので注意。
内容を軽く紹介すると、ノリノリなおじさんと女子高生と真性DQN殺人鬼の3人で敵をやっつけるお話。
双識さんが人間試験してる時のノリノリっぷりも素晴らしいけれど、やはり一番注目すべきなのは四話ラストのあのシーンだろう。
人識くんが柘植慈恩くんを「ついうっかり」殺してしまう、アレである。
しかも驚くべきは、慈恩くんが人識くんを怒らせたとかいうわけではなく、それどころか人探しのお手伝いをしてあげたのに、ただアクセサリーをじゃらじゃらつけていたからという理由だけで「うっかり」殺してしまったということである。
このシーンを読んだ時の感想は一言で表せる。ワケ分からん。
西尾がこのシーンを書いた理由は、考えうる限り二つ。(考えればもう少し出てくるかもしれないが)
一つ。初めてのWeb連載で調子に乗っちゃった。
二つ。皮肉をまじえたDQN批判。
前者の可能性は高いと思う。だって、西尾だぜ?
後者の可能性も高いと思う。だって、日日日じゃないんだぜ?(あの「傲岸不遜なネコミミ娘」をDQN批判の象徴と捉える人がいたら是非お会いしたい)
後者の場合、「チョイ悪シブヤ系に憧れてる」柘植慈恩くんが「真性DQN」な零崎人識くんにあっさり殺される、という構図に何かポイントがあるのかもしれないが。もう少し考察が必要かもしれない。
ともあれ、本自体としては双識さんが非常に素敵なので是非読んでみると良いでしょう。
断る必要あるかどうか分からないけどネタバレするので注意。
内容を軽く紹介すると、ノリノリなおじさんと女子高生と真性DQN殺人鬼の3人で敵をやっつけるお話。
双識さんが人間試験してる時のノリノリっぷりも素晴らしいけれど、やはり一番注目すべきなのは四話ラストのあのシーンだろう。
人識くんが柘植慈恩くんを「ついうっかり」殺してしまう、アレである。
しかも驚くべきは、慈恩くんが人識くんを怒らせたとかいうわけではなく、それどころか人探しのお手伝いをしてあげたのに、ただアクセサリーをじゃらじゃらつけていたからという理由だけで「うっかり」殺してしまったということである。
このシーンを読んだ時の感想は一言で表せる。ワケ分からん。
西尾がこのシーンを書いた理由は、考えうる限り二つ。(考えればもう少し出てくるかもしれないが)
一つ。初めてのWeb連載で調子に乗っちゃった。
二つ。皮肉をまじえたDQN批判。
前者の可能性は高いと思う。だって、西尾だぜ?
後者の可能性も高いと思う。だって、日日日じゃないんだぜ?(あの「傲岸不遜なネコミミ娘」をDQN批判の象徴と捉える人がいたら是非お会いしたい)
後者の場合、「チョイ悪シブヤ系に憧れてる」柘植慈恩くんが「真性DQN」な零崎人識くんにあっさり殺される、という構図に何かポイントがあるのかもしれないが。もう少し考察が必要かもしれない。
ともあれ、本自体としては双識さんが非常に素敵なので是非読んでみると良いでしょう。
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